先日の士幌の話をしたいとこだけど、
今回は本日のイベントについてご紹介
今日はコチラに行ってました!↓小林酒造。
エスコンフィールドから車で約30分、
栗山前監督のご自宅があることで知られる
栗山町にある、老舗の酒蔵です。
今回もSC活動・
栗山町・厚真町で作られた酒米を
原料に使ったお酒造りの見学に
同行させていただきました!
なので去年と内容被る部分ありますが
どうかご了承のほどを…
朝10時前。
既に集合してる参加者の皆さんにご挨拶
みんな田植えの時以来かな?見学開始前にちょっとした開会式。
↑写真左から、
栗山町の田んぼオーナー後藤伸一さん、
厚真町の田んぼオーナー高橋宥悦さん、
そして小林酒造営業の中田欽三さんも
全員集合していただいてます!では酒蔵へしゅっぱーつ!
内部は小林酒造の中田さんによる案内。
明治11年(1878年)創業の小林酒造。
歴史が感じられる酒蔵の中には
ご覧の通りタンクがたくさん並んでますが、
日本酒の消費のピークだった
昭和40~50年頃の生産量に合わせて
数多く設置したんで、今はもう
使ってないタンクもあるそうですね。
スゴく味のある酒蔵なんだけど
やはり老朽化の課題は避けて通れず、
来年新しい蔵を造る予定らしいですよ。
そして一行は早速本日の「メイン」、
「櫂入れ」(かいいれ)の見学へ。コチラのタンクに入ってるのは…
「もろみ」と呼ばれる白い液体。
ドロドロして、ブクブク泡立ってます。
この「もろみ」の原料は、
酒米と水と麹(こうじ)だけ。
それがこのタンクの中で発酵して
泡立ってきてるワケですね
それをかき混ぜる作業が、この「櫂入れ」。まずは最初に僕が見本を
去年もやってるから、
勝手は知ってる…つもりというコトで、皆さん一人ひとり
櫂入れ体験していただきます!
なかなか貴重な体験だよね~
ちなみにこっちは
厚真町の酒米を入れたタンクらしい。
僕らが櫂入れしてた栗山町産の
酒米を使ったタンクは3月20日、
つまり9日前に仕込んだもので
一番発酵がさかんな時期らしく
かなりブクブク泡立ってだけど、
その2日後に仕込んだという
こっちはまだそんなに泡立ってない。
2日の差でこんなに違うんだ~?
お酒の「生きてる」感を実感しました!
次に一行が向かった先は
「槽場」(ふなば)と呼ばれる、
発酵したもろみを搾って
酒と酒粕に分離する作業を行う場所。去年も見学したけど、
大きな機械がズラっと並んでいます。
これは昔使われていた
「槽 」(ふね) と呼ばれるお酒を搾る機械。上の方から圧搾して…
下のこの穴から搾られた清酒が
出てくるという仕組みらしい。↑「佐瀬式」って書いてあるの見えます?
お酒の製法は何種類かあるそうですが、
この「佐瀬式」は昔ながらの製法で
優しい澄んだ味わいの
上質な日本酒が搾れるらしい🍶
今はもう使われてないけど、
日本酒の魅力を世界に発信する
活動を行ってるあの中田英寿さんが、
「この機械がこんなに沢山並んでるのは
日本全国でココしかない!」って
言ってたらしいですよ
ちなみにコチラが現在使われている
新しいタイプの搾り機↑
…というコトで1時間の見学が終了。
学びが多くて楽しい1時間でしたこうしてファンの皆さんが育てた酒米は、
「純米吟醸七光星」として
今年も夏頃発売される予定。
自分で育てた米を使ったお酒は
きっと美味しいんだろうな🍶
発売をどうぞお楽しみに!