1日遅れになりましたが、
それでは昨日の雨竜のレポートを日陰にまだちょっと雪の残る雨竜町。
まず向かったのはコチラ!合同会社幸和。
会社とは言っても農業法人で
実質的には農家さんですね。
さて、改めておさらいですが、
雨竜町での活動テーマは
というコトでまずは米作りの取材ですが、
皆さん米作りの第一歩って、
まず田植えから始まる印象ありません?
でも田植えの時って、稲はもう既に
「苗」の状態になってますよね?↑こんな感じ。
ただよく考えたら、稲だって
最初はまず種から芽生えるはず🌱
じゃあ苗になる前に、必ず
「種まき」の作業があるんじゃないの…?
そんなギモンをぶつけたところ、
あまり一般には知られてないけど、
確かに種まきの作業があるということで
そちらを体験取材しに行った次第なのです本日ご指導いただくのは、
JAきたそらち青年部雨竜支部の
岩田祥也さん(右)と金山勇太さん(左)。では早速ハウスの中へ。
ハウスの中にあるコチラの機械は
「播種機」(はしゅき)と呼ばれるモノ。
「播種」なんて言葉初めて聞いたけど、
要するに「種まき」という意味なのですこんな感じの機械。
今日び稲の種まきは、ほとんど人手は使わず
機械で行われているんだとか
では簡単に流れ説明しますね。まずはこうして「ポット」と呼ばれる
穴のたくさん付いた板を積んでいきます。こんな感じ。
そこに養分を含んだ土が入っていき…更に種籾(たねもみ)と呼ばれるお米の種を
数粒入れていきます。↑この種籾を入れていくと…
こーしてそれぞれの穴の中に、
種籾と土が入った状態に。
そしてその上にこの覆土(ふくど)と呼ばれる
土を被せていって機械でならしていくと…
1枚のポットが完成!
コレがどんどん積み上がっていきます。
ホントは動画の方が伝わるんだけど、
雨竜町地域おこし協力隊の方が
動画を撮ってくれてたんで、
そのうち↓で紹介してくれるかも
(僕のことも時々書いてくれてます)
そんなワケで、ほとんど人(熊)手は
必要ないんだけど、
一応作業を体験してみましたポット積んで~…
土を補充して~…
覆土も補充して~…💦
ほとんど作業のジャマにしか
なってなかったかも…
大変失礼しました💦
さて、こうして種を仕込んだポットは…こーしてトロッコに積まれて
別のハウスへと運ばれて行きます。こういうのも全部機械なんですね~…
そしてコチラが「温床」と呼ばれるハウス↓ココにさっきのポットを1枚1枚
広げて敷いていくのです。
コチラもお手伝いさせていただきましたこの羽みたいに広がってる台の上に乗り…
ハンドルみたいな道具でポットを掴んで
こうして並べていく。
ココはさすがに手作業みたいですねちょっと曲がったところを直してもらいつつ。
1列が終わると台を前に移動させて…
同じ作業の繰り返し。
奥行き約50mのこの温床。1つのハウスには
約1,200枚のポットが並べられるそうです。
ココにはハウスが12棟あるらしいから、
合計で1,200×12=14,400枚くらいの
ポットが並べられる計算になりますね
こうして並べられたポットは
↓みたいな散水機で水をもらったりしながら芽が出て苗に成長するまで25~30日程度、
このハウスの中で育てられるのです🌱
いかがでしたでしょーか?
田植え前のこういう作業って、
自分で農家してないと
なかなか見れない貴重な体験ですよね。
勉強になるな~
…と、ここまで体験した後で
「そう言えば田んぼの方はどう準備してるの?」
という新たなギモンが湧きまして
この後急遽、田んぼの方に向かいました
その模様はまた明日お伝えしまーす!