では予告通りフリートークを
久々に海外の話を続けたいと思います。
今回はアメリカ編の続き。
参考までに、前回までのアメリカ編はコチラ↓
カンザスシティで2試合見学した翌日、
早朝から飛行機で向かった先は…
ピッツバーグ。
位置関係この辺になります↓古くから鉄鋼業で栄えた街。
ピッツバーグ・パイレーツの本拠地です。
つい先日、筒香選手が移籍しましたよね。
なぜピッツバーグ…?なのかは後述します
ちなみに…移動中の空からの風景。時折こうして野球場が見えるんだけど、
球場が4面とか5面とかまとまって
設置されてる場所が結構あって、
スケールのデカさを感じます
午後、ピッツバーグに無事到着。
早速球場に向かいますが、
手前にはこんなスタジアムが↓ハインツ・フィールド。
アメフトのNFL・
ピッツバーグ・スティーラーズの
ホームスタジアムですね。
収容人員65,050人の巨大スタジアム。
2000年までは野球とアメフトで
同じスタジアムを共用してたんだけど、
その後それぞれの専用スタジアムが完成。
アメリカでは20~30年前から既に、
スポーツの特性に合った「専用球場」が
作られていく流れになってたんですねスタジアムに到着!球場名は「PNCパーク」。
まだコロナ禍が始まる前の2019年6月。
週末とあって、多くの人が詰めかけてました。
球場正面には、20世紀初頭に
パイレーツで活躍した往年の名選手、
ホーナス・ワグナーの像。球場に入りまーす完成して20年ほどですが、
「ネオ・クラシック」スタイルの球場ですね。
新しさの中にも、ゴツゴツとした鉄骨や
案内表示のフォントなんかに
クラシックな雰囲気を漂わせてる。コンコースに実況ブース?的なモノが
ウチで言えば、さしずめ
近藤アナとガンちゃんあたりが
喋ってるようなイメージでしょうか初日の到着時は既に試合開始の後
スタンドに入ろうとすると…「座席への移動は、バッター間か
プレーが止まった際にお願いします」
とのサインを持ったスタッフ。
選手に対する気遣いが感じられます
前置き長くなりましたが、
やっと球場のスタンドへ。スタンドからの眺めがコチラ。
低めに造られた外野席の向こうに
聳え立つダウンタウンのビル群
あえてこの景観を活かしたんでしょうね。
このPNCパークは
「世界で最も美しいスタジアム」
と呼ばれることも多い球場なのです
僕がこの場所を選んだのも、
その辺が一番の理由でした。
あと、何気に「穴場感」もあったので(笑)。外野席の外には、アレゲニー川という大きな川。レフト側にあるスコアボード。
高層ビル群の景観を邪魔しないように、
ライト側にはスコアボードも照明塔も
一切設置されていないという徹底ぶり。内野席の最前列からの風景。
やっぱりグラウンドが近いライト側の外野フェンスは全面電光掲示板。
この時はメジャー全球場の途中経過が
表示されてましたが、
他にもイニング間の演出とかで
上手く使われてて、大いに参考になりましたレフト側にはブルペン。
メジャーによくあるパターンですが、
ファン目線で考えると、
こうして投手陣が準備してる様子を
間近に見られるのは嬉しいですよね
試合そのものよりも施設の方に興味が移って、
更にコンコース内を色々徘徊しますグッズショップも球場内にいくつか。 品揃え充実してます カンザスシティでも見掛けた、
選手実使用グッズのショップもありました。ライトスタンド後方の外周通路。川のギリギリまでせり出してて、
川の景観を上手く活用してますね一角にちょっとした子供用のフィールド。
「STEM」って書いてありますが、
アメリカでは子ども達の
創造力や表現力を伸ばす
ってのが主流なんですね。↑で、野球もそういう教育に繋げていこうと。
球場の施設もそうだけど、
こういう姿勢を見ると、
アメリカの文化って日本より
5歩も10歩も先を行ってるな~…
って感じました
試合後の夕景。
試合は土日の2日間見学しましたが、
デーゲーム後にこうして球場横の
河畔を散歩するのも風情がありました
写真は夕陽に染まるロベルト・クレメンテ橋。
この橋も、かつてのパイレーツの
レジェンドにちなんだ名前が付けられてます。
以上、一昨年行ったメジャー3球場でした。
各球場いろんな個性と魅力があったけど、
北広島の新球場に一番イメージ近いのは
このPNCパークだったかもですね。
まあ、新球場に僕の声が
反映されることなんてナイかもですが、
気持ち的には大いに刺激されましたよ
次回は…球場じゃないんだけど、
アメリカでもう1ヵ所訪れた
ちょっと衝撃?な場所をご紹介したいと思います!