212物語海外編 Part3~カンザスシティ編~。

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アメリカの話、続けます。

この時のスケジュールはかなり弾丸で、

アメリカに朝着いて、

当日夜シカゴでナイター観戦。

で、翌朝にはもう飛行機に乗って

次の目的地に向かってました

で、行先は…カンザスシティ

アメリカ中部のこの辺です↓なぜカンザスシティ…?

と思われる方もいると思いますが(笑)。

この当時、新球場に向けて

ウチの球団職員が、結構全米各地の

球場を視察に行ってたんですね。

なので、あえて誰も見に行ってない所を選択

あとはマスコットを見たいってのもあって。

その辺は後述します

 

球場到着!

コチラがカンザスシティ・ロイヤルズのホーム、

カウフマン・スタジアムです。

この球場は1973年開場。

典型的な郊外型スタジアムですね。

周りナンもない

だだっ広い駐車場が広がってます。で、早く着いた人たちがテント張って

バーベキューとかしてる

実にアメリカらしい光景です(笑)。球場内へ。

気分アガりますねー!コチラがグラウンド。

グラウンドが掘り下げ式なんで、

ゲート入ってからの階段が少なくて

スタンドまで行きやすい印象でした。外野側より。

青空に天然芝が映える映える球場名物の外野の大噴水。

メチャメチャ天気が良くて暑かったから、

いかにも涼しげに見えました特徴的なスコアボード。

ロイヤルズのシンボル、王冠の形してます。

画角が特殊だから、

映像作るの大変だろな~…とか

ついつい仕事目線で考えちゃう(笑)。

 

試合開始まで時間があったんで、

球場内をちょっと探索しました。球場内のコンコース。

シカゴのリグレーフィールドとはまた違って

解放感のある造りですね。初のワールドシリーズ優勝した1985年。

こういう球団の歴史が、

コンコース内の柱とかに刻まれてます。ロイヤルズ一筋だった球団のレジェンド、

ジョージ・ブレットの銅像。

やっぱりココでも、歴史へのリスペクトが

感じられますね

ちなみにロイヤルズでは、過去日本人選手では

青木宣親選手や薮田安彦投手などが

プレーしてますね。

それから2008~2010年には、

あのヒルマンさんも監督を務めてますスマホとかの充電ブースらしい。

こんなトコにも王冠のデザインがグッズショップ。

ココも店内かなり広くて品揃え充実♪「お!?」と思ったのは、

グッズショップとは別にあるこのショップ。実際に試合で使われたボールとかベース、

それから選手が実使用した

野球道具とかが売られてる。

これ、ファンだったら欲しいと思いません?

日本でこういうの見かけたことないけど、

何か制約とかあるんだろーか?

なければ実に良いサービスだと思うんだけどゲストサービスの部屋。

やっぱどこの球場も、こういう

インフォコーナーとかしっかりありますね

 

ココは球場外周もいろいろ興味深い。外野スタンドの向こう側に「リトルK」という

子ども用のグラウンドがありました。

ココでちびっ子達が野球体験したり出来る。試合中にはこんな感じで、

子ども達がベーラン競走したり、

ボールの的当てゲームをしたり。

で、カメラクルーが何人か写ってますが

その様子を球場のビジョンで

イニング間に流したりしてました。このグラウンドは身長48インチ

(120㎝くらい)以下の子ども用。

それより大きい子は、メリーゴーランド隣へ

どーぞ!と看板に書いてありますが…メリーゴーランドの隣に…バッティングセンターやピッチングスピード測れるケージ。

塁間のタイム測れるエリアもありましたね。あとはパターゴルフもできたり。

とにかく、子どもをはじめ

来場者を飽きさせない場所が盛りだくさん

ホント、メチャクチャ参考になります!

 

…で、さっき写真にチョコっと登場した

ロイヤルズのマスコット。スラッガー。

英語の綴りは「Sluggerrr」

最後の「r」が3つ(笑)。

見ての通りライオンさんです🦁

日本の感覚だと、メジャーのマスコットって

何の生物か不明なのが多い印象じゃないですか?

その中では、風貌も体型も

比較的日本人にしっくりくるタイプかな?

実は渡米前、あるルートを通じて

スラッガーを紹介してもらいまして

この時は2日連続で試合見に行ったんだけど、

2日目はパスいただいて

中で彼の仕事を見学させてもらいましたダグアウト裏手にある、彼の控室。

ちゃんと表札も用意されてます

中は撮影NGなんで紹介できないけど、

球場内の球団オフィス内にある

彼のデスクにも案内してもらったところ…ボブルヘッド人形の山!

いかにもアメリカ~!な感じですね3塁ベンチ横、グラウンドへの出ハケ口。

ココで試合前、しばらく彼の様子を

見学させてもらいました。グラウンドキーパーに絡むスラッガー。

この辺は日本もアメリカも一緒ですね(笑)。スタメン発表のタイミングだったかな、

ビッグフラッグを振るスラッガー。

コレ結構重くてシンドいんですよね試合開始後、外野でグリーティング。

ただコレは、抽選に当たったお客さんの

座席まで行きますよー、って企画らしく。

僕らみたいにフリーにコンコースや

スタンド回るタイプのグリじゃなかったですね。定期的なグリーティングは4回、

さっき紹介した「リトルK」でやってました。結構な人数が列作ってましたよー7回裏前の「セブンスイニングストレッチ」には

内野席に出て来るんだけど、その前後に

スタンド内でお客さんを煽る彼。

僕は2試合しか見てないけど、

グラウンドでの出番は試合前のほか

勝った試合後くらいだったかな?

グリーティングもそんな長い時間はしてなくて

僕ら控室でいろいろ話をしました。

「いま日本では何が流行ってるの?」

って聞かれたから、

当時流行ってた「パプリカ」を

YouTubeで見せたんだけど、

いまいちピンと来てなかったんで、

「去年はコレ流行ってたよ」って

DA PUMPの「USA」の動画を見せたら

だいぶウケてましたw

あとは僕自身のパフォーマンス動画見せたり。

世界中どこでも、こういうのすぐ共有できる。

便利な時代です

彼とは連絡先も交換して、

インスタのアカウントとかも

紹介してもらったんだけど、

最近のアメリカのマスコットは

「スキット」って呼ばれる

短編のオモシロ動画を作るのが

腕の見せ所みたいな部分が大きいかな、

という印象を受けましたね。

あとはグラウンド上での

オモシロパフォーマンスとか。

それほどキメの細かいグリーティングを

してる印象ではなかったように感じました。

あくまで僕が見た限り、です。

まあ、ホンの数日見ただけなんで、

知ったようなクチはきけませんが

でも、アメリカのマスコットの仕事現場を

間近で見せてもらったのはスゴく貴重な体験

スラッガーありがとう

また会いに行きたいな。

そしていつか共演してみたい2日とも天気が良くて、夕焼けがキレイ

すぐ隣にあるのは、NFL(アメフト)

カンザスシティ・チーフスのホーム、

アローヘッド・スタジアム試合後には大花火大会。

メチャクチャきれいで感動した

スラッガーの件といい、

このアメリカ行きの中では一番印象に残る

2日間でしたね