では昨日の話の続きを
長原社長や社員の方達の強い想いと共に
始まったチーズ作り。
立派な社屋、原料へのこだわりなどもあるけど、
もうひとつ特筆すべきは
社長の奥様、長原ちさとさんの存在でした。残念ながらこの日はご不在でしたが、
ちさとさんは北海道で初めて
チーズのテイスティングや飾り付けする
「フロマジェ」という資格を取った方😲
長原社長がチーズ作りの構想に取り組む際、
ちさとさんにもチーズの専門知識を
勉強してほしいとお願いしたんですが、
それまで全く未知の世界。
最初は快く引き受けてもらえなかったそうです。
しかし、その後年1回の
「チーズプロフェッショナル資格認定試験」に
トライしながら壁に阻まれるうちに
だんだんとハマっていき、
この検定に3年かかって合格。
その後、更に次のステップとして
フロマジェの資格を勉強しに
東京に週2~3回通うなど努力を続け、
昨年4月に日本大会に初出場した結果…
いきなり日本一に輝きました!
この大会では、チーズの知識の筆記試験・
テイスティング・
カッティングして飾る技術・
スピーチテストなど
7~9項目について競うそうですが、
なんとフランスで行われた世界大会でも
見事3位に!😲 この結果を受けてTVにも出演したことで
一躍会社への問合せが急増したそうです↓
北海道・十勝に世界3位のチーズ職人 けいナビ「聞きたい人言(ヒトコト)」
ちさとさんがチーズについて
学び始めたのが2014年頃。
そして2021年に世界3位に。
…ということは…わずか7年間で
ここまで上り詰めたことになるワケですね😲
この長原ちさとさんや、
前回紹介した七海専務など
チーズを熟知した
「チーズプロフェッショナル」の存在。
そしてこだわりの生乳から作った
チーズそのものの美味しさ。
このTOYO Cheese Factoryが
工場を建ててわずか2年という短期間で
チーズ作りを成功させたのは、
それなりの「必然」があった訳なんですね↑ちなみについこないだ、10月にも
「日本チーズアワード」という品評会で
銀賞・銅賞などを受賞したそうですよ🏅
さて、こうして作られてるチーズ、
一体どんなモノなのか…
見せていただきました!コチラです!
この黒い円筒形のパッケージが商品ですが…↑もう少し寄りで。
…お~、なんか漂う高級感
パッケージの中に入っているのは
スティックタイプのチーズ🧀所々に「age」というロゴが入ってますが、
こちらが商品のブランド名になります。
「03」「04」「07」…とかの数字は
チーズの種類を表す番号ですね。
こちらではチェダー・ゴーダ・ラクレットなど
現在6種類のチーズを作ってますが、
横文字名で言われるより、番号で表した方が
「私は〇番が好き」みたいな感じで
一般消費者に分かりやすいのでは?
という発想で命名してるそうです。
ちなみに数字は、基本的に開発した順に
番号を振ってるそうですが、
「07」だけ番号が飛んでるのは
七海牧場の生乳を使ったチーズだから、
という七海専務のこだわりらしい(笑)。それからこの「age」というブランド名。
(「アゲ」って呼んだそこのアナタ、
「エイジ」なのでお間違いなく!)
このブランド名やロゴマークも
由来を詳しく聞いたけど、そこには
「熟成」や「永続」を目指す強い想いや
循環性・無限性・完全性などの深い意味が
込められてるそうですよ
こちらの「age」ブランドのチーズ、
基本的には会員制で販売されています。
取材時点(11月)で、会員は日本全国に
600名程度いるそうですが、
ふるさと納税の返礼品であれば
会員でなくても購入は可能。
ちなみに返礼品は…コチラ↓
なんと!
ギフトセットの寄附金額が…10万円!
更にワインセットだと14万円!
かなり強気な値段設定ですが、
それだけ質の高い製品を作ってるという
自負の表れなんでしょうね
長原社長もまさかこの値段で
申込はあんまり期待してなかったらしいけど、
それでも実際5件ほど申込があって
ビックリしたそうです(笑)。
ちなみにチーズは僕もサンプルいただいて
パンに乗っけて焼いたら、
トロ~っと溶けてメチャ美味しかった♪
(語彙力なくてスイマセン💦)
たぶん…ワインとかと一緒に食べるのが
本来の味わい方なんでしょうけど↑お土産用のバッグも高級感漂ってます
このように値段はある程度張りますが、
本当に質の良いチーズに興味があって
もし会員登録をご希望の方いましたら、
コチラの説明をご覧ください
ちなみに当日の様子は
チーズファクトリーのサイトにも
レポート上がってますよ!↓
こうして計1時間ほど
かなり濃い取材させていただきましたが、
ずっと気になってるこの超キレイなオフィスこのオフィスも、これから先
持続的なチーズ工場を継承していくために、
一般的なチーズ工房のイメージとは違って
カフェのような働きやすい環境だったり、
来客に強いインパクトを与えられるように
「どうやって見せるか」を設計から
考え抜いた上で造ったそうですよ。
チーズやワインの試食・試飲だったり
様々なセミナーなどの活動も可能だし、ガラス越しにチーズ工場の様子も見える👀↑これ、人の姿は見えないけど
半自動で稼働中らしいです😲
最後に、展示してあったクルマに
乗せてもらいました♪「age」のロゴが入ったオープンカー
僕にはちょっとちっちゃかったかも…w
クルマは半分社長の趣味もあるそうだけど、
ブランドの宣伝も兼ねて
この車に乗って帯広市内を走ることも
あるそうですよ
こうしてアピールを続けてって、そのうち
「age」と言えばチーズでしょ!
というイメージが広がっていってほしい、
というのが長原社長の願いだそうです。
作り手の想いがこもった、
本当に良い物が世の中に認められてほしい。
その願いはどんな仕事にも共通しますね
僕も心から応援しています!
コメント
7 件のコメント
お疲れさまです!
なんておしゃれなチーズなの〜✨
パッケージだけみたら何かな?って感じ
そんな高級チーズ食べてみたいなぁ
B☆Bは食べたのかぁ!いいなー( ˶’ᵕ’˶)
オープンカー乗せてもらったんやっ
かっこいいやんっ🐻しかもめっちゃ目立つ〜
そもそもB☆Bが目立つしっ笑!!
こんばんは。B・Bくんって呼ばれてるの珍しい。世界大会で入賞って超大物じゃん。世の中にはいろんな大会があるんだなあ。チーズの筆記試験とかスピーチ試験があるなんて。入れ物や袋もオシャレでかっこいいね。イケてるオフィスは工場見学できるのがかっこいい。でも北海道でオープンカーはイメージが沸かない。夏限定ってことかなあ。
すごいなあ。ふるさと納税では手が出ないので普通に買ってみたい。
ほんとにチーズ大好きです☺️
高級ってモノは縁遠いです。
オシャレとかっていうのもワカリマセン💧でも美味しそうなことはわかりました。
チーズだから黄色い🚙なんだよね?社屋もオシャレ✨
…夜中に食べ物みるとお腹が鳴る(苦笑)高級でもオシャレじゃなくてもいいんだ‼夜中のつまみ食いは美味だよ😁チーズ食べよう(笑)
フランスの大会もって凄い!極めるのって素晴らしい✨お洒落で高級感たっぷりのチーズ、試食だけでもしてみたい!😋前後編のお話ありがとう。奥が深すぎて1回じゃ語れない内容なの納得ですね😊
私の納めている税金が少なすぎて
ふるさと納税はムリです〜😅
(普段食べてた6P/4Pチーズの数十円値上げすら財布に響いてます…😢)
でも、プレゼントされたら嬉しい高級チーズ🧀個装だから味の変化も楽しめそう♪
会員制、価格設定、工場の半自動化、社屋設計等々、企業を長く存続するための工夫を随所にされているんですね。
フロマジェの資格を取得された奥様の努力!素晴らしいです👏
オープンカー似合うね👍
さすがイケメンマスコット🐻!
詳しくないから違いがわかるかわかんないけど、高級チーズ食べてみたい🧀
企業として本業とはまったく違う角度から発展を考えられていて興味深い会社ですね!
何よりおしゃれ✨✨