地域おこし×セカンドキャリア。

カテゴリ/芽室町

ここんとこ週末のイベントレポートと

週半ばのコラム再掲とかがあって

なかなか紹介が進んでませんが💦

芽室町で取材したいろんな話題、

まだまだたくさんあります!

 

というコトで今回はその紹介ですが、

ある地域おこし協力隊の方のお話。

このThe HOMEプロジェクトでは

これまでもいろんな町の協力隊員の方々と

活動を共にしてきましたが、

芽室ではサッカーの現役選手をしながら

地域おこしの活動もされてるという

ちょっと珍しいキャリアの方がいると聞いて、

詳しい話を聞きたいな、と

前々から思ってたのがやっと実現しました

コチラの方です!横野純貴さん。

…と言うより、「横野純貴選手」

と呼んだ方がしっくりくるかな?

前にROSTERのイベントで来てもらった時も

ちょっとだけ紹介させていただいてます

 

今日は色々お話聞かせてくださいね!わ~なんかキンチョーする~…

さてこの横野さん、

コンサドーレサポーターの皆さんなら

よくご存じなはずですが

ユースからコンサドーレに加入して

途中レンタル移籍なども含めて

2008年~14年の間コンサドーレで活躍。

その後、海外(タイ)も含め

様々なチームでの活動を経て、

昨年から北海道十勝スカイアースに加入。

それと並行して、昨年4月から芽室町の

地域おこし協力隊員としても赴任しています。

ちなみに横野さんは生まれも育ちも北広島市。

ご実家はFビレッジのすぐ近くだそうですよ😲

 

ではそもそも、どういう経緯で

選手+地域おこしというキャリアを

選んだんでしょう?昨年、それまで所属したチームで

契約満了となった横野さん。

スカイアースからは以前からも

4年ほど連続でオファーいただいてたらしく、

スカイアースに行きたいという気持ちが

高まったそうです。

そして、スカイアースには

現在も選手として所属されてる

松尾雄斗選手が、以前芽室の

地域おこし協力隊員としても活動してたのを見て、

引退後のセカンドキャリアを考える上でも

魅力的な活動だなと感じて迷わずに応募。

そして見事採用となったというワケなんです。

 

ちなみにスカイアースは、

「地域リーグ」というカテゴリーに所属。

上からJ1→J2→J3→JFLときて、

その下の「5部相当」に当たります。

J3から上がプロ扱いになるので、

現状は「プロを目指す社会人チーム」

という位置付けになるらしい。

なので、スカイアースには

プロ契約の選手はいなくて、

皆それぞれ行政やスポンサー会社などで

昼間自分の仕事を持ちながら

毎晩集合して練習、そして週末は

遠征や試合、という形で

選手活動を続けてるそうですよ

横野さんも例外ではなく、

毎朝普通に出勤して夕方まで仕事、

そしてその後音更町の練習場に向かって

19~21時の間練習という毎日。

チーム練習は月曜日以外毎日らしいので、

ほぼ年中無休で時間に追われながら

かなりタフな毎日を送ってるようです💦

一方地域おこし協力隊員としては、

芽室町の学童のサッカー教室や

高齢者向けの健康づくり教室で指導したり、

各種イベントのチラシ作りなどが主な業務。

PCの扱いも不慣れだったので、

パソコン教室で毎日勉強もしてるそうな

地域おこし協力隊員は基本1年契約で、

最長3年まで延長が可能。

正直赴任当初は、サッカーだけやってれば

上手く行くかと思ってたそうですが、

実際に活動してみるとそんなことはなく

サッカーだけでは協力隊員卒業後も

町への貢献が充分に出来ないと

感じたそうなんですね。

そこで今はサッカーだけでなく、

もっといろんなスポーツや

様々な世代に向けて活動の幅が広がるように

資格の取得などに向けて頑張って

勉強している最中なんだそうです。

 

資格ってどんなモノがあるかと言うと、

例えば「バルシューレ」というボール遊び。

子ども達の基礎運動能力や社会性を養って、

子ども達がスポーツに興味を持って

スポーツ少年団入会などに繋がる

効果が期待出来るそうなんですね。

これ、ウチのフィジカルアカデミーにも

通じる部分ありますよね

実際、この取材の前日に行われた

フィジカルアカデミーも見学されてましたが、

内容や村田コーチの子どもへの声掛けなど

たくさんヒントを得て勉強になったそうです

他にも高齢者対象の脳トレなどの

資格も取得を目指してるそうですよ。

スカイアースは「地域密着」

活動テーマとして選手にも徹底してるそうで、

横野さんもその伝統にのっとって

自分でもしっかりやっていきたい、

とおっしゃってました

 

ちょっと文章長くなったんで、

この辺で写真をいくつか

取材の後、普段横野さんが

子ども達に教えてるサッカー指導を

実際に僕がしてもらいました⚽まずはドリブル。この茶色の線の上で、赤いコーンを

避けながらドリブルして回ります。横野さんの後ろを追っ掛けながら…ヤバい、線上はずれた💦💦後ろから追われるのプレッシャー…

次はパスの練習。

相手からのパスを止めて…そしてまた相手にパス!何本かやって慣れたら、今度はこのコーンの間を通して相手にパス!

ちょっと難易度上がった!途中途中わかりやすいアドバイスくれたり

スゴく褒めてくれたり。

教え方上手だな~…って感じましたよ

 

横野さんは既に今年2023年シーズンも

スカイアースとは契約更改を済ませてますが、

この取材時点では芽室町との契約更新は

まだだそうで、もちろん来年度以降も

地域おこし協力隊員としての活動を

続けたいと希望されてます。まだ協力隊員としては1年目で、

卒業後については未知な部分が多いけど、

今いろいろ頑張ってるこういう取り組みが

実を結んでいけば、自ずと将来の展望も

開けてくるんじゃないかと思いますね

一方で、今年で34歳になる横野さんですが

サッカーでもまだまだ若手には

負けていないという自覚があって、

チームが必要としてくれる限り

現役選手としての活動もまだ続けたいという

気持ちが強いそうです

サッカーは「走る」がベースのスポーツで

選手寿命は野球よりずっと短い。

Jリーグでの平均選手寿命は、

大体25歳と言われてるそうです。

プロ野球選手もそうだけど、

Jリーグを目指す選手達も

「現役後」のセカンドキャリアに

不安を抱く人が多いそうで、

そういう意味でもこの横野さんの

セカンドキャリアの在り方を伝えていければ、

北海道のスポーツ界にも貢献出来るんじゃないか。

そう言う横野さんの言葉を聞いて、

心から応援したいな、と思いました

↑取材場所に貼ってあった

スカイアースのポスター。

横野選手、しっかり目立ってます

選手としても協力隊員としても、

今後の彼の活躍に注目ですね!

コメント

5 件のコメント

  • くま牧場長 より:

    おはよ。お馴染みスカイアース。コンサドーレはユースからトップ昇格する選手多いな。横野さんタイでもプレーしてたのか。現役でありながら協力隊の活動もされてて熱意のある方なんだな。応援していきたい。スカイアースはまず地域リーグ決勝行ってJFL目指してほしいね。僕はマスコットに会いたい。

  • ぽるしぇ より:

    横野くん、たぶん試合⚽みに行ったことあるかも…?赤黒のユニから青黒のユニなのね。選手と協力隊、1日24時間じゃ足りないね😲パワフルだ💪頑張ってほしいな。

  • せいら より:

    B・B、お疲れ様です❗️

    横野さん、選手と地域おこしの二刀流‼️スゴいなー😮

    地域おこし協力隊って、割と最近聞くようになったけど、何年前位から始まったんだろう⁉️🤔
    道内各地、協力隊の方々の力で、地域が盛り上がっていますよね😃
    新聞でも、様々な活躍の記事を良く見掛けます📰
    横野さんも、最長3年の任期を全う出来ると良いですね😃

    それにしても、後ろから追われるの、プレッシャー半端ないわー😖
    私なら【あっ❗️お先にどーぞ😉】って、良い人ぶって譲っちゃう🤣

  • くまさん より:

    横野純貴くん(あえて当時呼びw)、もっとROSTERのイベントの時にお話し聞いておけば良かったー!なんて思っちゃいました😊
    アスリートのセカンドキャリアはあちこちで取り上げられますが、こんな選択肢もあるって事、もっと沢山の人に知ってもらえたらいいですね!
    B・Bのブログが担っていますな😆
    .
    サッカー指導、難しそうだけど、遊びながら楽しんで出来そう!プレッシャーも楽しんじゃえるかもー🤣

  • しの より:

    スポーツ選手のつぎのステップは手探りなんだと思いました。でもこのように道があることを見ると、頑張ってるなあ、と感心してます。
    パソコンは私たち会社員には日常使いのものだけど、普段扱わないとほんとに大変だと感じます。横野選手、応援します。

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