しほろ牛の話続きます。
前回は3つあるブランドの一番メイン
「しほろ牛」について紹介しましたが、
今日は2つ目のブランドをご紹介。
コチラに向かいました新上(しんかみ)肉用牛牧場。
士幌の市街地からは車で20分弱、
ほぼ上士幌町境に近い場所にあります。
では代表取締役社長の三浦 隆さんに
早速お話を伺います
三浦さんは元々東京のご出身。
昔、岐阜県大垣市の肉屋さんの牧場で
働いてたそうですが、
そこと士幌農協との間で取引関係があり、
士幌農協も新規就農者を迎え入れる
体制が整っていたこともあって、
1989年に士幌で就農。
以来35年間、この牧場を運営しています。 新上牧場では20棟の牛舎になんと
3,400頭もの牛を飼育してるというコトで
昨日紹介した魁センターを上回る規模ですが、
この牧場を始めた当初からずっと
この規模でやってるそうですよ
で、今回紹介する2つ目のブランドは
「しほろ牛 若丸」。
…僕、最初間違えて呼んでたんですが💦
「しほろ・うしわかまる」じゃなく
「しほろぎゅう・わかまる」が正しい読み方。
三浦さんに解説いただきました。「若丸」は、かいつまんで言えば
若さに特化した肉。
しほろ牛は通常生後20ヵ月くらいの
牛の肉を使うんだけど、
一方若丸は14ヵ月くらいで出荷。
これを「若齢肥育」と言うそうです。しほろ牛は約50年の歴史があるんだけど、
より多様なお客さんをターゲットに
していこうという試みの中で、
15年くらい前からこの
「若齢肥育」が始まったそうです。じゃあどんな違いがあるのかと言うと、
通常より若く肉にすることによって
肉に筋がなくて柔らかい。
良くも悪くも味が「薄い」んだけど、
お年寄りや牛肉の臭みが苦手な人には
好評なんだそうです分かりやすく言えば、三浦さん曰く
「しほろ牛はしっかり、若丸はアッサリ」
なんだとか
まぁ、牛をただ若い段階で出荷するだけの
単純な話ではなくて、当然そこには
若齢牛の美味しさを最大限引き出すために
餌とか飼育環境とか、いろんな
工夫や努力があるんですけどね
ちょうどこの日のうちに出荷されるという
牛がいるそうなんで、見に行きましたこの子たちは月齢13.7ヵ月くらい↑
確かに昨日紹介した「しほろ牛」よりも
身体が小さめですね。
ちなみに「若丸」を最初に始めたのは
この新上牧場なんだそうですが、
ココで飼育してる牛全部が
若丸というワケではなく、
若丸用の牛は全体の5分の1くらい。
やっぱり圧倒的に多数なのは
通常の「しほろ牛」らしいですよ🐄
で、新上牧場は残るもう1種類も含めて
実は3つのブランド全部飼育してるんだけど、
もうひとつがコチラの黒い牛↓コチラに関してはまた次回ご紹介しますね
では別の牧場に移動しまーす!
コメント
4 件のコメント
私もだけど、大抵の日本人は
字面で「うしわかまる」って
読んじゃうと思う😅
若い牛だから「若丸」ね!
それにしても3,400頭の牛…
毎日どうやってお世話してるんだろ?
エサ寄せマシーンとか
カユイ所を掻いてくれる回転ブラシも
あるのかな…
次回は私の好きなCROSSのお話だ🤤
おはよ。大垣、岐阜県だ。この前岐阜県の美濃市にある道の駅に行った時に姉妹都市の士幌町のコーナーあって「おっ」と思った。若丸はしほろ牛に比べて良くも悪くもあっさり味なのか。僕でも違いわかるかなあ。食べ比べしてみたい。B・Bは食べ比べたの?あと体調のほうは大丈夫?
🐮さんがいっぱい。何せ【ブランド】というものには疎いオバチャン😅BBのお話に😲そーなの?へー😲となっています。
毎日のお世話……大変だろうな~。ありがとうございます。毎日🍚🍖🍹美味しくいただいております。残さずいただいて、キッチリ身にする😆
感謝の気持ちは伝わりますか(笑)
私もB・B のおかげで学ばせてもらってます。たくさんの牛を育てるのはほんとに大変なお仕事。相手が生き物だからなおさらですよね。
牛肉好きですので大事に頂こうと改めて思うのでした。